2010年11月1日月曜日

classical music_relief_refreshment_how to listen_key points_callenging spirit

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とにかく、寝付きの悪い方にはクラシック音楽(classical music)を安眠剤として利用されることをお勧めします。ただし、この場合はあまり音を大きくしない方がよいようです。その方が意識が音楽に集中しますので、入眠を妨げる雑念からは開放(relief)されやすいと思われますし、音が大きいとせっかく眠っていても音楽が終わった時に気が付いて目覚めますから。

私は、会社を引退した後、今は翻訳の仕事をしています。つまり一日中言葉と戦っているようなものです。それで、音楽のリフレッシュ(refreshment)効果を大いに活用しています。もちろん疲れがひどい時は安眠剤になってしまいます。音楽が最後まで聴こえるか寝てしまうかで疲労の程度が分かります。

話がちょっと横道にそれましたが、元に戻します。聞き方(how to listen)のポイント(key points)とか、意識を働かせろとか、チャレンジ精神(challenging spirit)を持てとか、なんだか面倒臭そうなことを言って、これらが音楽を聴く時のコツだと書きましたので、そこまでしてまで聴きたくないと思われたかも知れませんね。しかしこれらは単に音楽の聴き方の習慣の違い、すなわち馴れの問題で、決して難しくはないのです。私は歌謡曲を聴く時とクラシック音楽を聴くときで意識を切り替えたことはありません。曲が鳴り始めた瞬間に自動的に切り替わるからです。

テレビやラジオでよくクラシック音楽をポピュラー音楽風に編曲したものがコマーシャルやドラマで使われています。それはそれでいいのですが、そういったものでもすぐにオリジナルの音ではないことに気が付きます。ポピュラーな音楽とクラシック音楽とではそれほどまでに音そのものが違うのです。歌の伴奏や視聴者の注意を引くためのアピールの強い編曲などにはそれなりの意図や役割があるでしょう。クラシック音楽は音そのものが主役ですから、美しい音でも刺激的な音でも聴くに値する音でなければならないのです。クラシック音楽を聴き始めれば、すぐに音色(quality of sound)の違いに気付かれるでしょう。

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